山形県山形市で1948年創業のニット製品を中心とした工場です。
「プラネットクオリティ（地球の良質な逸品）」をテーマに、全ての商品に「麻」素材を使用しているニットブランドとして、2008年にスタート。
日本で唯一 "CELC"よりヨーロッパ産の世界基準リネンの証である、トレーサビリティのラベル「European Flax®️」の直接認定を受けている。
※〈CELC＝ヨーロッパリネン連盟〉フランス・パリに拠点を置く団体
これまで蓄積した経験と技術を生かし、デザインから製造・販売までを全て山形の自社工場を中心に行っています。
その中でも、リネンのニットによる商品化は重要なアイテムで、オールシーズンすべてのアイテムでのリネンニット製品では、初めてのブランドとなりました。
また、日本ではリネンはあまり馴染のない商材ですが、四季の変化が大きな日本だからこそ、年間を通してリネン特有の素材感を感じていただくことを実売を通して知っていただいているところです。
近年、38000年前のリネンがグルジア（ジョージア）で見つかり、世界最古の布と認定されていますが、日本に伝わったのは明治になってから。未だヨーロッパの素材という位置付けです。これとあわせてヨーロッパからの素材として紹介されたのは、ヘンプ（大麻）でした。ヘンプは、日本の歴史を作ってきた大切な素材です。
ヘンプの持つ機能性が近年、ヨーロッパを中心に世界中で注目されています。
リネンに比べ、様々な条件で栽培することのできるヘンプは、その利用価値も含めて大きな注目を集めています。（日本の伝統の麻葉柄は、大麻の葉をデザイン化したものです。2020年ドバイ万博の日本館のメインモチーフは麻葉柄が使われています。（日本では神事には大麻が使われています。）
ケンランドはこのヘンプ素材でのブランドでも商品化しています。リネンと異なる用途を持つヘンプは、麻製品を扱う中では重要な素材です。
